下戸の私が大好きな 広島の極上喫茶店ベスト3
私はお酒が飲めない。
ビール一杯飲むと
①赤くなる
②吐く
③青くなる
④頭が痛くなる
⑤寒気で震える
こんな魔の五段活用が待っている。
下戸からすれば(被害妄想かもしれないが)
世の中は酒が飲めることが前提で回っていると思う。
たとえば・・・
「今夜飲みなんです。」
というと、「飲まんやつが飲み言うなや。」と突っ込まれる。
酒の場でみんな酔っ払って裸になることが
営業時代あったりしたものだったが
飲まない私はしらふで服を脱いでいた。
場末のスナックで
下っ端は水割り担当だったが、
飲めないから濃さがわからず、
目分量で入れると
「薄い!」「今度は濃すぎる!」とよく怒られた。
そんなこともあり私は
酒がない世界「喫茶店」が好きになった。
ということで。。。。
最後に、格別の雰囲気を持った3つの喫茶店を紹介して
エッセイを終わりにしたい。
(えらそうにすみません)
広島市中区土橋電停前にある。
一見普通の喫茶店だが、中に入ると異空間でとにかくびっくりする。
教会のようなたたずまい。
いまだとなかなかお目にかかれないシャンデリアも見事。
お店の歴史は60年。老夫婦が経営している。
お忍びのカップルが密談をするのにぴったりな場所。
小さいスペースだが無料駐車場もあるのもうれしい。
(ただし一台しか停められない)
②カフェモンク(広島市中区)
広島市中区三川町にある。
バッハをこよなく愛するマスターが一人で経営する喫茶店。
店内は、バイオリン・チェロなどの楽器、楽譜、バッハの肖像画などが飾られ
BGMはもちろんバッハオンリー。
マスターひとりでやっているので、
たくさんの人数で、違う種類のコーヒーを頼むとなかなか出てこない。
深夜2時まで営業していて流川も近いが、ここにはお酒はないのでご注意を。
個人的にはレアチーズケーキがおすすめ。
尾道市商店街のはずれ、久保町にある。
場末感たっぷりの場所なので
入るのにとても勇気がいる喫茶店。
たくさんの貝と亀や魚の剥製がお出迎えしてくれ
変なおもちゃや年代物の蓄音機など
なんでこんなものがというものがごちゃごちゃあるディープワンダーランド。
古い音楽をこよなく愛し、貝の収集が趣味の老夫婦が経営している。
ご主人は耳が遠いがとてもいい人。
どの店も昭和の匂いが残っていて日常を忘れさせてくれる。
たまにはお酒を忘れて、現実逃避しに
ふらりと喫茶店に寄ってみるのはいかがですか?